ラミシールには、塗り薬や飲み薬、スプレーなどのたくさんの種類があります。どれも主に水虫治療に使われます。自分の症状や重軽度によりタイプを選択できます。体の部位や症状に応じた水虫治療に効果を発揮します。

ラミシールとかかと水虫

青いボールと運動する女性たち

アリルアミン系抗真菌薬のラミシールは、2002年にスイッチOTCとなって市販されたことからその名前を知っている人も多いとは思いますが、真菌に対して殺菌的に作用する治療薬です。
白癬菌を原因とした水虫に特に有効ですが、皮膚糸状菌やカンジダ属にも有効なので、真菌を原因とする様々な症状に用いられます。

有効成分のテルビナフィンは真菌が生育するのに必要な細胞膜を構成するエポキシターゼを阻害することで、内部から細胞膜を破壊して生育を抑えることで真菌を退治する働きを持っています。
市販薬はラミシールATとラミシールプラスの2種類が販売され、1gあたりテルビナフィンを10mg配合している塗り薬ですが、ATの方は病院でも処方されているのと同じものです。

しかし、プラスの方は文字通りATにかゆみ止めや抗炎症作用のある成分を加え、さらに薬剤が浸透しやすいように尿素を配合しています。
尿素は皮膚に塗ることで角質を柔らかくすることができ、昔から医療用に使用されてきた成分です。
水虫には指の間で発生するジクジクとしたものや水泡ができるものがありますが、かかとに感染すると、角質が角化して硬い皮膚を形成するようになります。
こうなると薬剤が浸透しづらくなるため、病院で処方されているクリームでは対処が難しくなるのです。
ここで尿素を配合したラミシールプラスを使用すると、尿素が角化した角質を柔らかくして、白癬菌が生育する皮下にまで薬剤が浸透しやすくなります。
水虫の治療は数ヶ月、長ければ1年単位の期間が必要と言われていますが、尿素配合のラミシールプラスを使用すれば、指の間に発生した水虫と同じように短期間で治療することができます。

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